ノルウェージャン・フォレスト・キャット(略称ノル)って猫種なんですが、どこかで聞いたことくらいはあるかもしれませんね。端的に言うと、でかくて毛の長い猫です!特徴的なのがボリューミーな胸毛とスッと通った鼻筋。この2つの特徴で、品があり凛々しいビジュアルとなっています。
似たような猫種でメインクーン(かまいたちの山内さんが飼っているのはこれ)がいますが、大きさはちょっとメインクーンのほうが大きと言われていて、顔の作りがちょっと違います。メインクーンの方が鼻周りが丸っこく、ライオン?のような感じです。
今日はウチにいる1匹、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの特徴や魅力を紹介します!
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの特徴
一番は毛の長さでしょう!長毛種と言われる分類に属します。毛は長い箇所だと20cmくらいあります。その名の通りノルウェーという北欧の国生まれです。森の妖精という愛称を持ち、神話にも登場するため、神秘的な魅力もあり、数年前から日本でも人気が出ている猫種です!
ここまでは調べればすぐ出てくる内容ですが、実際に飼っていて感じている特徴を解説します。
- もふもふ
- 身体能力が高い
- 優しく我慢強い
もふもふです
見た目以上にもふもふです。ダブルコートといって、トップとアンダーで毛の質が違うんですが、この外側部分のトップはふんわり長く、アンダーは、きめ細かく短いさらさらなヘアーとなっています。
表面をふんわり撫でるときと、寝てる時とかを狙って、お腹や胸周りを撫でるときとでは、また感触が違って二度楽しめる仕様になっているんですね!
特にシャンプーした後や、しっかりブラッシングした後は、さらさらだけどコシがあってしっとりとしてさわり心地で、本当にたまりません!
身体能力が高い
筋力半端じゃありません!我が家のノルは男の子なんで、大きくて6.5キロあるんですが、ジャンプ力、走力ともに驚かされます。ジャンプ力は1.5m程度の高さであれば、登れちゃいますし、走るスピードも相当早いです。我が家にはもう1匹スコティッシュフォールド(略称スコ)の女の子(3キロくらい)がいるんですが、おいかけっこすると、体重倍以上あるにも関わらず、ノルの方が早いです。
抱っこしていて暴れると、押さえつけておくことは不可能です。特に後ろ足の筋肉の発達はエグいんで、蹴られるとまじで痛いです。
こう聞くと筋骨隆々の体躯と思うかもしれませんが、そこは違います。毛の中に手を突っ込んで身体を触ると柔らかいんです。猫はもともと狩猟動物ですから、脂肪を蓄える性質があるんですね。また外敵から襲われた場合を想定して皮下脂肪が厚めになるよう設計されています。なので筋肉量はすごいんですが、さわるともふもふ&ふにふにです。
抱き心地最高です。
ただ残念ながら抱っこをあんまり好む性格ではありません。
優しく我慢強い
身体が大きく力も強いのですが、私や妻にはほとんど爪を立てたりしませんし、物を落としたり壊したりもほとんどありません。もう1匹のスコは大きさ半分くらいなんで、ノルからすると小さいんですが、取っ組み合いや追いかけられても絶対に本気を出しません。なんならスコとの取っ組み合いの時は、噛まないことはもちろん、爪すら立てません。相手が小さくて自分より弱いと分かっているんでしょうね。あまり鳴かず、いたずらも控えめです。
いつもより動いて、ごはんの時間の前にお腹が空いても、私が寝ていれば騒がず横で起きるのを待っています。
一度妻が夜中に過呼吸を起こして大変だったことがあったんですが、その時は妻の周りをぐるぐる回り、背中や膝に両手を乗っけて、目をまん丸にして様子を伺っていました。まるで「ママどうしたの?」と言っているのだと私は感じました。
性格はもちろん個体差のあるものですが、ノルしかいない猫カフェに何度が行ったことがあるんですが、そこにいたノル達も、ほとんど鳴かず、穏やかに人懐こかったので、ノルという血統自体がそういう性格の傾向にあるんだと思っています。
まとめ
猫を飼いたい、猫と生活したい、猫を家族に迎えたいと思っている方、最初の1匹目にノルウェージャン・フォレスト・キャットを選ぶのはおすすめです!
きっと、あなたの家庭にすぐ馴染み、自分で共生の仕方を見つけ、日常生活をより豊かにしてくることでしょう。
ただ、ペットショップかブリーダーさんからしか購入出来ませんので、
少しだけ費用がかかります。譲渡会やノラネコちゃんでも、長毛種には稀に出会えますが、どこかでノルなどの血が入っているかもしれませんが、純血種ではないので、特徴が違うかもしれません。
猫ちゃんの寿命は今や10~20年とも言われています。
どんな機会からであれ、一度家庭に受け入れた時点で猫ちゃんは家族です。しかしそれだけの期間、一緒に過ごすわけですから、どの猫ちゃんと過ごすことが一番自分にとって良いのか、考えて損はないと思います。
以上、参考になれば幸いです。
それでは~
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