小売店の店長の仕事は、本当にひとことで表せないくらい、多岐にわたります。まあ、店の最終責任者ですから当然ですが、本当に色んな仕事があります。
よく言われるヒト・モノ・カネで表してみましょう。
ヒト:採用・人材育・シフト管理
モノ:在庫管理・商品計画・店舗レイアウト
カネ:売上管理・販売計画・損益計算
こんな感じですかね。ただ、単純にこれだけに集中出来る店長は極めて稀。逆にこれだけで良ければその店は超優良店で、スタッフは極めて優秀です。そしてそんな店作りできてる店長はスーパースターです。
こういう仕事だけで済んでいる店長って、全体の1%もいないんじゃないですかね?
実際はどうかというと
レジ打ち・店頭の品出し・電話応答、そしてクレーム処理なんかも店長やります。
あと、多いのがトラブル対応です。クレーム対応とかのお客様とのトラブルではなく、身内です。スタッフ同士。ここの人間関係がトラブるパターン。地味に多いのがこういう状況で間に入ってトラブルを収める仕事です。
小売業って、人、特にアルバイトさんへの依存度が高いんで、よくトラブル発生します。
こういうのを放置しとくと、一層膿んでしまって、取り返しのつかない問題にまで発生するんで、気づいた時点で対処する必要があります。
あとは店の修繕や各種メンテナンスに伴う業者様との交渉。
これもけっこう多いですね。
業者様も、本当は冷蔵庫のことなら日配品担当者へ、レジ関連のことならレジ責任者へ聞いてくれれば良いんですが、
絶対にどのお店でもいる職責の人、呼んどきゃ間違いない、業者様から見たら万能の人は「店長」なんですね。
他にも店長の仕事を上げたらキリがないです。
というか、アルバイトさんや社員が対応出来ない、または出来なかった仕事全部やるのが店長ですねw
そして99%が雑務です。言うなら何でも屋ですね。
ただ、これだけやってても売上なんて上がるわけないし、人も育たないし、利益も出ないです。
じゃあ店長が本来やるべき仕事、店長しかできない仕事って何か?について、次回書いていきたいと思います!
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